はじめに
各ハムスターについて
FireFoxを 推奨します。
FireFox 2.0, IE 6 or higher
Screen 800×600
font size 12pt.
最初に書いておきます。
毛色遺伝学のはじめに記載されている通り、遺伝の知識はブリーディングをする際に絶対に無視してはならないものです。
ただしここで留意していて頂きたいのですが、私たちが考える遺伝とは決して毛色や毛柄、毛質だけに焦点を当てているものではありません。
ブリーダーの、少なくともこのサイトの中でのブリーダーの目的はあくまでもより良く質の高いハムスターを作出することです。より性格が良く、より飼育しやすく、より美しいハムスターを次の世代に生み出すという目的の元にブリーダーは繁殖するハムスターを選び、交配します。この時に毛色、毛柄、毛質の遺伝はブリーダーの判断の重要な要因になります。これは事実です。しかしすべてではありません。
珍しい毛色にこだわるあまり、ことさら故意に母体に酷い負担がかかる繁殖を重ねることはハムスターに対する虐待と言えましょう。つまり珍しい毛色や毛柄、毛質にやみくもにこだわることは繁殖をする上での危険な行為のひとつであるわけです。どの個体と個体を選んで親とするのか選ぶ際に、確かに毛色や毛柄模様、毛質はひとつの判断材料となりますが、それ以上に健康面において負の形質が表に出ないように注意深く吟味しなければなりません。
健康なハムスターを生み出させる為には、むしろ毛色よりもその他の要因に気を付けなければならない場合も多々あるのです。
では何故ここで毛色や毛柄、毛質の遺伝に焦点を当てているのでしょう?
それはやはり毛色、毛柄、毛質は目ではっきりと見えるもので、これによって遺伝自体について学ぶことが出来るからです。これらによって親から子へ、さらにその子へと続く遺伝のかたちを理解できるようになれば、その他のはっきりと目に見えない遺伝形質についても考えることができるようになることでしょう。
愛玩動物の毛色にこだわりを持つことは飼い主としてごく自然なことではありますが、決してとらわれ過ぎて無茶な繁殖=乱繁殖をすることのないように、繁殖者としての自戒を込めて、気をつけたいものです。
以下の遺伝表は連鎖や組み替え率などに関しては考慮せず、純粋にメンデルの法則に従って割合を出しています。
ここに掲げた表はあくまでも参考例ですのでキャンベルハムスターに存在する全ての毛色遺伝子について網羅はしておりませんが、同じようにメンデルの法則に沿って考えていけば、ここに書かれていない遺伝子における割合も出すことが出来るはずです。
アグーチとノンアグーチ(野生色とブラック)の関係(A遺伝子座)
有色と無色(野生色とアルビノ)の関係(C遺伝子座)
野生色とオパールの関係(D遺伝子座)
野生色とアルビノイエローの関係(P遺伝子座)
斑(パイド)の遺伝(Mi遺伝子座)
野生色、アルビノとアルビノイエローの関係(C遺伝子座とP遺伝子座)
野生色、ブラックとアルビノの関係(A遺伝子座とC遺伝子座)
野生色、アルビノイエローとブラック、パープルの関係(A遺伝子座とP遺伝子座)
以下の遺伝表は連鎖や組み替え率などに関しては考慮せず、純粋にメンデルの法則に従って割合を出しています。 なおここに掲げた表はあくまでも参考例ですので巷に存在するすべての毛色についてを網羅しているわけではありません。
野生色とサファイアの関係(野生色×野生色、野生色×サファイア、サファイア×サファイア)
野生色とパール、サファイアの関係(パール×野生色、パール×サファイア)
インペリアルと野生色、サファイアの関係(インペリアル×野生色、インペリアル×サファイア)
プディング(アグーチイエロー)と野生色、サファイアの関係(プディング×野生色、プディング×サファイア)
パールの遺伝(パール×パール)
インペリアルの遺伝(インペリアル×インペリアル)
プディング(アグーチイエロー)の遺伝(プディング×プディング)
パール×インペリアル
パール×プディング
画像で見るウィンターホワイトの毛色の遺伝
このサイト内の画像および文章はCherry Field Worksに帰属します。
© Cherry Field Works 2001- All rights reserved.SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||