以下は、ハムスターが一日に摂取しなければならないといわれている栄養の配分です。
ハムスターに限らずですが、健康でよい栄養状態を保ち続けるには、毎日の食生活について量や質など飼い主が考えなければなりません。
まず個体の体重から食事量の適正値を割り出すことからはじめてみましょう。
ハムスターの1日の食事の量は、体重の10〜15%程度がよいとされています。例えば40gのドワーフであれば、(体重×15)÷100 で、6gが適量の上限となります。この6gはいったいどれくらいの量に相当するかというと、ペレット(ニッパイハードタイプやオリエンタル酵母製実験動物用飼料など)2 粒分とほぼ同じ重量になります。
さて、あなたのハムスターを思い浮かべてください。はたして体重から割り出した適量分のペレットを1日に完食できますか?
おそらくほとんどの個体は無理でしょう。ということは、ペレットだけでは栄養配分上は問題がないけれど、量的には必要な栄養を十分に摂取することができないということになります。(もっとも普段からペレットと水のみという食生活をさせている場合はこの限りではありません。)
そこで登場するのが野菜や肉魚といった自然食(人工的でない食物)です。
ハムスターは雑食であるために個体差はあるもののほとんどなんでも食べることが出来ます。
人間の食べる濃い味の加工食品類や有毒な物質さえ含んでいないのならば、ハムスターの食生活に積極的に利用しましょう。特に生野菜を与えることは大事です。
しかし自然食だけで配合表どおりの理想的な栄養配分にするのは非常に難しいことです。
ドワーフ一日6gのうち、繊維質が5%であるから(6×5)÷100 =03gで0.3gの繊維質を摂るには、野菜がどれくらい必要か…と考えて与えていくのは作業が多くなってしまいます。毎日のことなのに煩わしくなってしまっては本末転倒ですね。
ペレットと自然食をうまく組み合わせて、どうやって補完していけるかがハムスターの食事のテクニックになります。
最近はハウスものがあるので野菜が手に入らない時期というのはまずありません。それでも栄養学では季節のものがもっとも栄養価が高いとされていますので、ハムスターたちにも飼い主さんといっしょに季節感ある食事をさせていきましょう。
ごくたまに、ハムスターのためにこんなことをしている!という熱心な飼い主さんがいらっしゃいますが、毎日のことだから力むことは無いように思えます。
安全な野菜であれば皮や芯も十分使えます。ハムスターの食べる量から考えても、飼い主の食事をつくる途中で材料をほんの少し彼らのために取り分けるくらいで十分です。
はじめに
各ハムスターについて
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