上側がザンティックありのオパールで、下側がザンティックなしのオパールです。
少し判り難いですが、色が違っているのが判りますか?
オパールは脇腹のアーチ状の部分(スキャロプ)がクリーム色でグラデーションかけて腹部は白なのにたいして、オパールアンブラスはスキャロプが強いオレンジ色で腹部全体もオレンジがかっているような色をしています。
オパールは背部がグレーか茶がかったグレーなのに対してオパールザンティックはオレンジがかったグレーでより茶色っぽく暗く見えます。
これはザンティックの場合、全体的に黄色い色素が多くなっているからではないかと私たちは考えています。
たまに焦げ茶色に見えるキャンベルハムスターを見かけることがありますが、これも本来は黒いハムスターであるのに何らかの理由で黄色い色素が多くなっている黒色のキャンベルハムスターではないかと思われます。
これがここで取り上げている仮称ザンティックによるものかどうか分かりませんが、世に知られている毛色の突然変異遺伝子意外にハムスターの体色に関わってくる要素は私たちが想像するよりも多いものかもしれません。
はじめに
各ハムスターについて
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