Satin サテン(sa/sa)
被毛に光沢を与える働きをします。
サテンの被毛は若干細くなるようでその結果被毛がノーマルの毛足に比べて長く見えるように思えます(実際はサテンでない個体とサテン個体の体毛の長さに差はありません)。
元の毛色を濃く見せる働きをするので、同じ毛色であってもサテンを持つ個体と持たない個体とでは同じ色に見えない場合もあります。
特に湿度が高い環境では、体が水で濡れているかのように見えますが、しっかりと砂浴びをさせれば、毛のべとついた感じは無くなります。
(サテンの砂浴びにはチンチラダストのようなきめの細かいものが良いようです。)
サテンは劣性遺伝であるので、サテン同士、あるいはサテン遺伝子を持つ個体をペアリングしなければ出てきません。
子供時代のサテンたち。つやつやしています。
(上の画像も下の画像も野生色サテンです。)
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Rexレックス(短上毛変異)(rx/rx)
別名Curlyと呼ばれるように、被毛が付け根から上方向にカールします。
毛質はやわらかく、ヒゲが最も特徴的に波打ちます。劣性遺伝をします。(短上毛変異はネコやモルモットなどの他の動物の毛質としてよく知られています。)
比較的最近(1999年イギリス・ルートン在住のブリーダー、レイ・ワード氏により作出)発見された突然変異であり、2002年現在の時点ではまだ日本に入ってきていません。
Long coatロングコート(lgh/lgh)
キャンベルの毛質の中では一番新しく認知された遺伝です。
明らかにノーマルコートの個体と見分けがつくとはいえ、今の段階ではキャンベルのロングコートはシリアンの長毛ほど長くはありません。
(毛足の長い個体同士を取捨選択するなどして品種改良を重ねていけば更に毛足が長くなるかもしれません。)
ヒゲはカールせずノーマルコートの個体と同じくまっすぐです。
子ども時代の方が毛足の長さが目立ち、特にメスは成長の段階で被毛の長さがあまり変わらない感じで結果として成体になった時オスの方がメスよりも毛足が長いようです(これは数年飼育している中でメスにも毛が長いものが出てきました)。
劣性遺伝です。
≫関連
ロングコート(長毛)キャンベルの飼育を望まれる方はまずこちらをお読みください。
(作出者より出されている長毛キャンベリーハムスターの譲渡条件です。)
その他/Wavyウェイビー
ウェイビーの特徴としてまず生涯を通してヒゲがカールしており、個体が若い間はうねりのある長めの毛足を持ち、成長と共に毛質がノーマルになるとされている変異ですが、実のところはサテンかレックスを見間違えたのではないかと思われます。
海外ブリーダーに問い合わせても実際に手にした人はおらず、したがってこの存在はツチノコの存在のような一種の都市伝説の趣が感じられます。
上の画像の左がサテンではない野生色キャンベルハムスターのこどもで、右がサテン野生色キャンベルハムスターのこどもです。
同じノーマル(野生色)でもサテンをもつと、このように毛の質感が変わります。
サテンのほうが色味が濃いようにも見えますね。でも同じノーマルです。
左の画像はアルビノイエローパイドでのサテンのあるなしの比較です。
サテンコートは被毛の質の変化によってノーマルの被毛よりも毛足が長いように見えます(実際には長くないです)。
ロングコート(長毛)
野生色(ロングコートなし=短毛)と野生色ロングコート
ロングコートはその名のとおり、被毛の毛足が長くなります。
外見の感じとして被毛の質感がノーマルと異なるサテンコートも見かけ上毛足が長いように感じますが、ロングコートは毛の質感自体は変わらず毛足の長さのみ変化します。
サテンと異なりロングコートには毛艶がないので、両者の違いはすぐに分かります。
ロングコートは劣性遺伝であるので、ロングコート同士、あるいはロングコート遺伝子を持つ個体をペアリングしなければ出てきません。
下にアルビノイエローでのロングコートの有り無しの比較画像などいくつか画像を置いておきますので、ご覧下さい。
はじめに
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