アニファ54号による著作権侵害事件に関して


このページではアニファ側と著作権者との間にかわされたメールを通して そもそものこの事件のあらましとその問題点を探ってみようと思う。

T:そもそもアニファ側の最初のメールはどんなものであったのか
アニファ側(ライター本人)から掲載依頼のメール
  本文8行(タイトルならびにフッターを除く)
  文字数には読点・句読点も含む
  <発信:2000年 10月 17日 (火) 23:29PM
          留 意 点

第一段落 : 文字数522行) 
内容:
挨拶文(敬辞部分?)
ライターの名字
雑誌名<アニファ> 雑誌の種類:小動物雑誌

 出版社名は書いていない
 また雑誌の発行目的・発行月日など明示されていない
第2段落 : 文字数673行

内容:
メールの目的(要件)
<キャンベルの毛色の特集>で参考資料としての引用をしたので よろしく了解して欲しい
 まず許諾願いとはとうてい思えない書き方である
 引用した過去形での書き方では誰にとっても許可の有無を尋ねているとは思えないだろう
 なお引用範囲についての言及は一切ない

 また【転載】についても一言も書かれていない
 実際のアニファ54号の記事では断じて引用ではなく複写、転載であるとしか思えないが、そもそも商業誌への掲載を目的とする場合は(通常許諾料の提示などをして)著作物使用の許可を得なければならない
 端的に表現すればアニファ側は著作権者と著作物使用に関する契約を結ばなければならなかったはずである

<第3段落 : 文字数38 (計3行

内容:
掲載誌を希望する場合は住所氏名の連絡を請う
文字数18
内容:
〆の挨拶(結辞)

 掲載誌の贈呈(?)は当然のことではないだろうか?
 掲載誌を著作者に送ることは謝礼ではないと思えるのだが・・・?



U:上の一方的な引用に関する通告メールに対する琴子さんの返信メール
著作権者(琴子さん)からライターに対する返答
 <発信:2000年 10月 19日 (木) 8:37AM>
留 意 点
<今後私たちが教訓にすべきことなど>
メールの敬辞

先のメールに対してのとりあえずの謝辞
(本人にとっては単なる社交的儀礼で了承の意を示したつもりはなかったとの事)


HPの中に参考になる部分があった事は (HP制作者として)嬉しく思う
 単なるメールの敬辞部分(挨拶文)でしかない  この部分を相手が了承と受け取った可能性あり

 悪徳商法では、電話で勧誘された消費者側が断るつもりで 「結構です」という言葉を使用するのは、相手(業者)側に  「消費者側が【結構(=よろしきこと)だ】と商品購入の  意志を示した」と商品を送りつけ代金を要求する事態に  つながる事がある。したがって確実にトラブルを避けるためには  明瞭な言葉で断るべきである−−とされているのと同じ  この部分にアニファ側がつけいる隙を与えてしまったことは  残念ながら否めないかもしれない。

 教訓としては、この手の問い合わせメールに対して無味乾燥になろうとも悪意を持った相手につけいる隙を与えかねない(=どうとでも取られてしまうような)文を書かないことであろうか?
 単に「メールを拝見しました」くらいにしておくのが 無難であるように思える。

メールの主旨部分(本文)

(過去形にて通知するのではなく)事前に連絡が欲しかった

どこを引用したのか分からず不安

素人の考えであるので雑誌に掲載されることは慎重にしたい

誤解のない形で載ることを願う
 ライター側はこの部分を謙遜しているとだけ受け取った?

 手紙文の形式からもこの部分が本文と なるのは常識なのだが、それがまったく(文章のプロである)ライターに通じなかったようだ。

 このメールの対するライターからの返信はなく突然刷り上がった掲載誌が送られてきたとの事。

メールの結辞

掲載誌の方は送って欲しい
(住所&氏名)

 この部分も了承の印ととったのであろうか?

 悪意があれば文章はどうとでも解釈出来る・・・ということなのかもしれない。



2000年 10月 27日 (金) 掲載誌贈呈として琴子さんのところにアニファ54号が郵送で届く。
                  アニファ54号発売
         ※ これはライターからのメールを受信してから9日後の出来事である ※

次のメールの中でライターは「先のメールの時点で使用不可と言われていれば記事は掲載しないつもりだった」と書いているが、アニファとは(通常なら印刷にも時間がかかる)4色印刷でありながらそれほどまでに
お手軽に短期間で作られている雑誌なのだろうか???

V:編集部に対して抗議メールを送られた方へ届いたライター本人からのメール
アニファ54号のキャンベルハムスターの記事は 琴子さんのHPからの無断利用ではないかという問い合わせに関してライターから届いた返答
  <このメールの受信日:2000年11月3日>
留 意 点
編集部から連絡を貰ったので説明のメールを書く

 >>抗議文の一節を引用
   引用要旨:HP管理者がとても憤慨されているのに謝罪がないということだが、編集者はどのように考えているのか?

HP管理者には雑誌発売の一ヶ月以上前にメールにて参照の許可を受けている。
ライター及び編集部の方に管理人からの苦情は一切届いていない

 >> 抗議文の一節を引用
   引用要旨:無断転載、転用禁止ときちんとHPに掲載されているのに、この様な事をされたライターの方は少し常識を逸しているのでは

先に書いているが、無断転載ではない

 >>抗議文の一節を引用
   引用要旨:何も知らない読者はあの記事を署名ライターが調べたものだと思うだろう。

雑誌には参照URLとして、当該HPのアドレスを掲載している

 >>抗議文の一節を引用
   引用要旨:利用されたHPは資料がまとまっていて使い易いのは理解できるが、それを無断使用するのは苦労して調べ上げた管理人に対して
とても失礼
 きちんと謝罪すべき

先にも書いたが無断ではない。
HP管理者が「無断で使われた」と言っているのか?

 >>抗議文の一節を引用
   引用要旨:他のHP開設者達もいつか自分の情報を無断で使用されるのではないかと危機感を感じているそうだ

私は無断でHPの情報を使用したことは1度もない
そのような噂が流れているのか?
掲示板やMLであれば、直接説明したいから
URLかメールアドレスを教えて欲しい
よろしくご理解頂けるよう願う

1ヶ月以上前ではない。9日前である
 記事の書き方から言って、単に参照して記事を書き上げたわけではない事は明白
 
 このような程度のライターや編集では、被害者からの苦情がない限り、 問題なしとしてしまうのだろう
 (自分が被害に遭った場合は、泣き寝入りをせず、すぐに抗議の意をあらわすべき)

 
 無断転載である
 
 著作権侵害のタイプはいくつかに分類できるものだが、盗作や剽窃等、他人の著作物の全部、あるいは一部を自己の著作物として発表するケースが最も違法が高く、侵害の中で最も悪質なものとされているそう
 (参考文献:半田正夫・紋谷暢夫編『著作権のノウハウ』)
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 
 何度も書いているが
 無断利用である
 それも悪質な・・・
 理解出来ないのか? プロの文章書きなのに???
 
 いつもあの程度(上記参照)のメールごときで許諾を得ているつもりだとすれば、本当にプロのライターとしてお粗末であるとしか書きようがない(--;)
この程度のライターしかアニファは雇えないのであろうか?
 
 是非掲示板にて弁明して欲しいものである
 


インターネットは世界最大の口コミツールである・・・ということで、上記のライターのメール内容を知らされてすぐさま琴子さんに連絡を取る。その後すぐ琴子さんはアニファならびにライターに抗議のメールを送るが入れ違いで下記Wのメールが届いていた。

W:雑誌発売後アニファに来た抗議メールに関してライターから著作権者宛てのメール
アニファ側(ライター本人)から問い合わせメール
 本文30行
(タイトルならびにフッターを除く)
 
   <2000年 11月 2日 (木) 23:05PM>
        留   意   点
編集部の方にクレームメールが届いたことに関して 確認をとりたい


記事を事前に見せなかったのは申し訳なかった


記事の参照には事前の許可が間違いなくあったことを 確認させて欲しい


先のメールの時点で使用不可と言われていれば記事は掲載しないつもりだった


許可が得られたと思ったので掲載したのである


内容についてお怒りであるというのは本当か
(自分の力不足などがあったかもしれないので、 その点については詫びる以外ない)


全国のHP管理者がアニファのライターによる
無断使用に対し怯えていると届いたメールの中で書かれているが、その様な事が話題が出ているのであろうか


自分は今まで一度も無断使用したことはないから、 もし上記の話題が実際に出ているのであれば自ら説明したい
 アニファ54号の記事は『ドワーフハムスターの毛色と遺伝研究所』を【参照】して書かれたものであると言えるであろうか?
 明らかに法律で定められた【引用】の条件をまったく満たさない内容で、無許可転載・複製ならびに著作権者の許諾を得ず著作物を(より粗悪な内容に)改ざんしたものであるとしか思えない

 上の琴子さんのメールの敬辞部分から無理矢理「許可を受けた」と解釈しようにも、そもそもアニファ側のメールには【転載】について一言も触れられていないことに注目して欲しい
 (【参考資料としての引用をした】としか書かれていないのだ)

 よってアニファ側は転載(ならびに著作物の改変)についての《著作権者から著作物使用の許可》を願い出てはおらずしたがってどう解釈しても転載の許可を受けたとは言えない

 【参考資料としての引用をした】と通告したメールに対して著作権者から使用不可と返答された場合、アニファ側には本当に代替記事の用意があったのであろうか?

 著作権者からの引用の範囲等についての問い合わせメールに対してライターは返信していない
 力不足というよりも著作権者とのコミュニケーションを、真摯に 誠意を持ってまともにはかろうとしていないことに問題があろう
 『ドワーフハムスターの毛色と遺伝研究所』の内容を商業誌に掲載(それによってアニファとライターは収入を得る)、 すなわち著作物の【収益をあげる財産権】を活用するもので あるから、この場合アニファ側は単に《参考資料としての 引用をしたことへの了解を一方的に求める》のではなく著作権者と(著作権使用料支払いを伴う)契約こそを結ぶべきであったはず

 BBSの方にさる有名な小動物病院の獣医師のコメントが アニファに勝手に掲載されてしまうとこぼされていたという エピソードが書きこまれていたが、どうやらライター本人には無断使用をしたという自覚がないらしい(^^;)
 著作権に対して深い知識を持つことが求められるプロのライターで ありながらよっぽど著作権に対して鈍感なのであろうか???

 自ら弁明されるのであれば、掲示板にてお願いします♪

※結局アニファライターが掲示板に弁明を書き込むことはなかった。
かわりにThe Battle Watcher ANNEX の2000年11月のTOPICS掲載を知通知する短い書き込み、ならびに事態が沈静化した翌冬にブラウザクラッシャーを仕込んだ嫌がらせの書き込みが2件あり、また驚くべきことに事態が沈下して約3年後の2003年11月に脅迫じみた書き込みが掲示板になされた(もっとも誰の仕業か等は分かっていないので、即物的にアニファライターがやったと断ずるのはNGである)。


一般的な雑誌の作り方

原稿を仕上げる
(レイアウト含む)

文字校正(2回ほど?)
(記事の修正は一般的にはここで行われる)

文字校正が済んだ原稿は印刷所に回され次に色の具合を見る
色校正原稿が上げられる

色校正
(一般的にはこの時点では文字はいじらない。 色の部分の校正のみ)

印刷所に回され印刷・製本

製本された雑誌は全国の書籍取り次ぎ店から書店店頭へ配本
ここら辺の流れについては編集関係の本を読めば大体分かる。興味のある方は図書館あたりで探してみれば1冊くらいは蔵書が見つかるのではないだろうか。

もしライターがこのメールで書いている通り、琴子さんにメールを出したのが【事前】のことであるとしたら、 ごく一般的に考えると
原稿を作成する前でなければならない。
原稿作成前に問い合わせて許可を受けてこそ【事前】の許可を得た と言えるはず。
文字校正の段階でも、もし大幅な修正が出た(引用元からクレームが出た)と いうことになって、記事そのものを書き直すことは難しいはず。
(そもそも文字校正に出す前に、これで本当にいいか編集部内でチェックを入れて 校正に異常に手間を取らせることがないようにするのが普通)

つまり琴子さんが最初にメールを受け取ってから9日後に全国一斉にアニファが発売された事を考えると 絶対に原稿作成の前ということはあり得ない


※ 9日間で原稿作成から印刷、製本〜書店に並べるまでを出来るわけがないのは誰の目にも見て明らかだと思うし、 もし本当にそんな作り方をしているとすれば、雑誌発売から次の発売日の 10日くらい前までの間は一体アニファを作っている人々は どんな仕事をしているのだ(^^;)・・・ということになってしまう。

さらにこのライターが自分の名前で発表したアニファ54号の「マウス トゥ マウス〜もっと知って愛してほしいキャンベルハムスター徹底研究」 をよく見てみると、この項目はライターの記事だけではなく記事の内容に関連しているマンガ家によるカラーの4コママンガが2本挿入されている。
つまりこの項目の原稿作成には、上記の流れの中のどこかで更に

マンガ家にライターが書き上げた原稿を渡して4コママンガ作成を依頼

マンガ家が作成した4コママンガを記事中に挿入(レイアウト)する

という作業が行われていたはずだ。
キャンベルの性格についてのマンガはともかく
毛色についてのマンガは琴子さんのHPを基にした原稿を目にしない限り作成は出来なかったはず。
(ブルーイエローという毛色は琴子さんのHPから出てきた名称であることは明白)

マンガを描いた経験がある人は知っていると思うが、たかが4コマとは言え、商品として完成させるためにはそれなりの時間がかかるものだし (趣味の同人誌でのことではなく、商業誌の上に生活をかけて掲載するのであるなら尚更であろう?)、
編集をした経験がある人なら、これまた当然分かっていることだと思うが 原稿内にマンガを掲載するスペースを用意する作業は原稿作成の段階で、レイアウトに沿って必要コマ数のものを、それを描くのにふさわしいマンガ家に必要本数作成依頼することになるのではないだろうか。
文字校正の必要がないマンガ原稿自体の受け取りは色校正の直前でもいいはずだが 発注自体はかなり前、少なくとも発売日の9日以上前でなければならないだろう。

・・・・・・

以上の事を踏まえてもう一度問いたい。
メールの中でライターが書く【事前】の【事】とは一体いつの時点の事であったのだろうか?
アニファ編集部がライターに指導している事前の了解を取る、事前とは
一体どの時点の前であるのだろうか?

原稿作成の前に著作権者に了解を得ることが通常での【事前の了解を取り付ける】ということになるはずだが、小動物雑誌アニファでは「とにかく発売日前に取り付ければいい」とライターを指導していたのだろうか?
それともアニファ側はライターを指導していなかったのか?
プロのライターたるもの、編集部が指導しなくても大丈夫だと確信していたのか?
ではこんな盗作をして良しとするライターを使用していたアニファ編集部の責任は?
アニファ発行人の責任は?



X:読者からアニファ編集部への抗議のメールに対する編集部からの返答
アニファ編集部に対して件の記事に関する問い合わせをされた方に対しての編集部(メールアドレスは編集長)よりの返信           留 意 点
このようなメールをいくつかいただいているが、ライターに確認したところ、記載したHP管理者との、確認済みでの入稿だと返事を得た

管理者の方が無断転載、改ざんされたと言われているのを聞いた上で、メールをされているなら、再度確認してみるが

了承して欲しい

アニファ編集部
 
以下の内容の、とても丁寧な問い合わせメールに対して送られてきたものが左記のメールである
 
 (問い合わせメールの要旨)
 アニファを読むと共に小動物関係の各WEBサイトを訪問して楽しんでいるが、今回の記事は個人サイトからの流用かつ内容の改ざんとも受け取れる箇所が見受けられ残念に思う。
 54号のハムスターについてに記事中、個人WEBサイトをそのまま、あるいは故意にか偶然にか内容を曲げて転載してはいないだろうか?
 小さくURLが記載はされているが、一読して首をかしげざるを得なかった。
 この様な書き方はHP管理者は了解してはいないのでは?
 また遺伝について正確かつ明瞭な記事にしないと、ハムスターの飼い主を混乱させるだけではないだろうか。
 このサイトはハムスター好きの間では有名であるゆえ同様のメールあるいは投書が他にも届いているのではないだろうか。
 このような取材姿勢がアニファの本質ではないと信じたいので、ライターに事の真意をただして欲しいし、HP管理者とアニファの名誉の為にも、次号で何らかの訂正・謝罪記事の掲載を望みたい。



 アニファ編集部(このメールアドレスは編集長のもの)は原稿が上がった時点でも、雑誌発売後にいくつかの問い合わせメールが来ても、まだ問題のHP(『ドワーフハムスターの毛色と遺伝研究所』)をチェックしていない事が明かである。
 HPと54号の記事を比較すれば、どれほどひどい著作権侵害アニファが犯している のかが分かるはずなのだが・・・
(いくら何でもプロの編集者が著作権侵害について知らずに本作りをしているとは考えられない ^^;)

 商業誌を出版している編集部がこんな態度でいいものなのだろうか???

 もしVのメールの様にライターが「HP管理者には雑誌発売の1ヶ月以上前に了承を取った」と編集部に対しても公言していたとしたら、編集部としてはこのような抗議メールが届いた事は 理解不能だっただろうとは思える。実際のところ、ライターは編集部に 対してどう説明していたのだろうか?
 それとも全く説明していなかったのだろうか?

 



Y:琴子さんの抗議メールを読んだアニファ編集長からの返答
HP管理者からの抗議に対する回答という点で読者に対する回答より丁寧でかつ編集長の名前(姓)入りの返答メール
 メールを読ませていただいた。

 記事の作成は著者のH女史(ライター)に任せている。
 HP管理者とは十分了解の上で進行するようにと指導している。

 H女史(ライター)がどんなやりとりをしたのかは分からないが、HP管理者に不快な思いさせているのは間違いないので、お詫びしたい。

 こちら(アニファ編集部の意?)としてはH女史の原稿をさらに監修者の目を通して編集しているので、改ざんされたようになってしまっているのかもしれない。
 
 もっとライターとその辺のやりとりはきちんとしておくべきだった。

 今後H女史とこの件に関してどう対処するのか考えていく
 結論が出次第連絡する

 アニファ 編集長名
 
 
 出版社たるもの、やはりライターには著作権気を付けろと指示はしていた・・・ということだろうか。
 
 読者からではなく、HP管理者からの直接な抗議メールということで、少しは事態に気がついたのだろうか?
 (それでも、外部ライターのしたことだから・・・と書かれているように読めなくもないが)
 
 ここの監修者とは、一体誰を指すのだろうか?
 アニファ全体の監修者として後記に名前を挙げられている獣医師達なのだろうか?
 (しかし獣医師という仕事を持つ方が、いちいち 全部の記事に目を通すものだろうか?)
 監修者の目を通して編集したら改ざんされてしまったかもしれない・・・という事は、この場合の監修者とは(獣医師ではなく)単に担当のアニファの編集者という様に思える?
 
 ライターとやりとりをしたのは監修者?
 それともアニファ編集部の誰か?
 
 もしVのメールの様にライターが「HP管理者には雑誌発売の1ヶ月以上前に了承を取った」と編集部に対しても公言していたとしたら、編集部としてはHP管理者からの抗議は寝耳に水であったはずだし、HP管理者以前に読者から抗議メールが届いた事は理解不能だっただろうとは思える。
 実際のところ、ライターは編集部に対してどう説明していたのだろうか?
 それとも全く説明していなかったのだろうか?

どうやら編集長から「当人が話し合って解決しろ」と言われたらしいライターが琴子さんに「抗議書に対する回答」と称するメールを送信。
しかしそれは、文章こそ丁寧語で書かれているものの、筆者が切れかかっていることが読者からよく分かる、ものの見事な逆切れメールであった。

Z:琴子さんの抗議メールに対するライターからの回答
アニファライターが琴子さんに送信した逆切れメール
 件名 : RE: ホームページの引用について(抗議)
<発信: 2000年 11月 4日 (土) 2:56AM>
留 意 点
琴子さんのメールを引用しつつ、反論している(以下紫色は琴子さんのメールからの引用。)
琴子さんのメールの引用はそのまま転載しているが、アニファライターのメール内容は要旨であることに留意して以下を読んで欲しい。
----------------
アニファから何か言ってくるかもしれないが、以下は当方からの抗議書への回答である

>>まず、私のホームページを「引用した」とのメールを頂きましたが、掲載誌の方では私のページの内容を勝手に変更し、都合のいいように利用しているだけです。「引用」部分も不明確であり、出典もただ URLを欄外に記すのみ・・・こんな形の協力に同意した覚えはありません。

内容が気に入らないからといって「同意していない」というのはどういうことか?

>>>このような文面となっており、過去形で事後承諾としか思えない文面でした。またどの部分をどのように引用したのか全くご説明いただいておりません。ましてや文章を勝手に変更し(引用ココマデ)

必要なら情報の開示を要求することが出来たはずであろうできたはずだ

>>内容を見ても本論のない部分で転載されており、とても引用とは思えません。著作権的にも許されるのでしょうか?

「参考資料」と明記しているので問題ないと考えている

>>発売前だから「事前」だとおっしゃるとすれば、いつまでに連絡をすれば拒否できるのか、その方法も明記してほしかったです。こちらは貴誌の発売日や記事の〆切など知りません。
>>何月号に掲載されるのかなども一切ご連絡いただきませんでした。
>>もう既に発売されているのかさえも文面からはわかりませんでした。


それならそのように情報の提供を求めることができたはずだ

>>私が「事後承諾でどこを引用されたのかも分からず不安だ」という趣旨のメールを送りましたが、返事はありませんでした。

「掲載誌を送れ」という依頼はあったが記事の内容の説明を要求しているとは解釈できなかった
必要なら要求できたはずである

>>いつも私に協力してくれている友人知人も大変不愉快な思いをしており、このような乱暴な事後承諾メール(としか思えません)のみでオンラインデータを丸写しした誌面を

事後承諾かどうかについて憶測のみで語られても当方は何ら明記していない
この点についても情報の提供を要求することができたはずだ

>>作られたこと残念に思います。特に「本論のない引用=転載」と「文章の改変」について許可した覚えはありません。
>>抗議いたします。


記事の内容が気に入らないからと許可したものを「許可していない」と言うのは乱暴である

琴子氏と友人知人による「無断転載による不当な引用、改竄」との事実と異なる噂の流布ならびに「ライターは常軌を逸している」云々との誹謗中傷は当方のライターとしての将来の仕事に支障となりかねず「営業妨害」であるから、訂正なき場合、しかるべき処置をさせてもらうことになるかもしれない
「引用」という言葉の著作権的な意味を認識できないライターがプロとしてやっていることに背筋が凍る思いすらするが、もう解説するのもバカバカしいので、この見事な恫喝を含んだ逆切れメールを見て欲しい。
 


[:ライターからの“抗議書に対する回答メール”に対する琴子さんの返答
上記のアニファライターからのメールに対し、琴子さんが出したメール(要旨)
留 意 点
宛名(ライター氏名)

こ認識が違いすぎて直接話し合うのは難しいと感じた
アニファから連絡をもらっているので、 今後はアニファの方と話し合うこととする

ライターが指摘する「無断転載」について「正当な形の引用」であれば異議はない
しかし「転載」は許可した覚えはないので「無断」となるのである
当方のページの内容を勝手に「改竄」した 事も事実であるので「事実とは異なる噂の流布」ではない

これは「内容が気に入らない」という感情の次元の問題ではない
著作権侵害について抗議しているのであるが、理解されなかったことは残念である

今後この点について結論がでるまで アニファ側と話し合うことにする

琴子さん署名 メールアドレス

以下、逆ギレメール全文引用

琴子さんも(婉曲な言い方を通じさせず自分の都合のいいようにねじ曲げる)ライター氏に対する経験値が上がったようで、簡潔かつ冷静に相手のメール内容のおかしな点を指摘している。

通常の話し合いが出来ない相手であれば、泥沼に入り込んで多大なストレスを抱え込むよりも、相手より上位の責任者との話し合い一本に絞るべきであろう(このメールは相手ライターに今後はアニファ編集長と話し合う旨を伝えている)。 


以下は上記のライター氏メールを受けて琴子さんがアニファ編集長宛に出したメール要旨である:

ライター氏から抗議文に対して営業妨害だとする抗議をもらい、当惑している

このようなやり方ではいずれは必ずトラブルが起こると思うし、また
ライターが「引用」や「参考資料」という言葉の意味を十分に理解しているのかさえ疑問に思えるようになった

記事は不本意だが、正しい形での「引用」に相当するならば法律上も全く問題なく、抗議も不要だったはず

ホームページなどオンラインデータの使用のあり方について、外部ライターの 問題とはせずに、アニファ全体で検討してもらえるよう祈っている

琴子さん署名 メールアドレス



\:琴子さんのライターの逆切れメールに関してのメールに対するアニファ側からの回答
上記メール留意点欄に掲載した琴子さんのメールに対するアニファ側の回答
<発信:2000年 11月 7日 (火) 7:23AM>
留 意 点
大変ご迷惑をかけて申し訳ない
ライターには、当人同士でやりとりしてみてほしいと伝えたのみで、琴子さんへ クレームをつけろとは行ったわけではない

アニファ側してHPよりの引用と捉えていた
参考文献、引用等の表記には気を付けていたが、ライターは理解し ていなかったようだ
ライターに再度確認し、連絡する

これを読んだ琴子さんは「アニファも無責任だが、ライターがあれほど非常識だとは認識していなかったようだ」と思ったそうである

]:ライターとアニファ編集長からの最終的なメール3通。

サルでも反省は出来ますが・・・ライターからのメール
ライターからのメール
<発信:2000年 11月 10日 (金) 4:00AM>
留 意 点

挨拶(こんにちは)

友人知人の抗議の件、心遣いを感謝する

編集部のほうからは、また別に連絡が行くと思いうが、 冷静に考えてみると今回のことは自分自身の手順が悪かったと反省した
今後このようなことがないよう、参考とするHPの管理者には事前に原稿の閲覧してもらう等、努力する
色々と迷惑をかけて申し訳なかった

挨拶

メールフッター ライター署名 メールアドレス

どういう意味だが不明だが、逆切れメールから一転して態度が変わっていることは一目瞭然である

今までは読者ひとりひとりなどみくびっていたのかもしれないが、さすがに何人もの人々から抗議された結果なのであろうか?

「ちきん」なアニファ編集長からの最後のメール2通
アニファ編集長からのメールその1
<発信:2000年 11月 23日 (木) 14:03>
留 意 点
宛先(琴子さん)へ

前回メール以来連絡がないので再度メールを送信する

電話番号を知らせて欲しい
きちんと口答で謝罪がしたい
メールだと表現次第で誤解が生じる恐れがある
本誌への謝罪文の扱いも決めたい
(55号には間に合わなかったので、掲載しなかった)

ライターも責任をとってアニファ降板と言っている

アニファによる軽率な編集作業で気分を害された償いをしたいので返信して欲しい

アニファ 編集長名(姓のみ)

電話番号を書いていない読者の電話番号を調べることもするのに、なぜ最初の段階でアニファ側(ライター宛)に住所を知らせている琴子さんの電話番号が分からなかったのか論議を呼んだところである。

「きちんと」の部分、何故か「ちきんと」と書かれていた
商業誌編集長なのだから推敲ぐらいはきちんとしていただきたいものである

なおこのライターは結局責任をとって仕事を辞めることなく(2003年時点で)アニファ誌で変わらず執筆活動していることが確認されている
アニファ編集長からのメールその2
<発信:2000年 11月 30日 (木) 12:58>
留 意 点
宛名(琴子さん)へ

返事がないので、謝罪文はこちらで考えた
56号(12月26日発 売)に掲載予定

※以下は謝罪文

アニファ12月号(54号)の65〜67ページのマウストゥマウスの記事中「キャンベルハ ムスターのカラー、プラチナ遺伝子とアンブラス遺伝子」の作成に誤りがありました。
ホームページ(http://homepage1.nifty.com.Kotoko/hamster/index.html)の管理者の琴子さんへの掲載の確認が遅れ、事後報告のとなってしまい、大変御迷惑をおかけしたことを心からお詫びいたします。また、記載された記事の内容が原文との違う表記としてしまったことも、あわせてお詫び申し上げます。今後編集作業には細心の注意を払い、協力させていただく方々に不信感をいだかせるようなことのないよう努めます。


アニファ編集長 署名(姓のみ)
この当時琴子さんは非常に多忙にてメーラーを開けている暇もなかったので、 このメールに気付いたのはアニファ誌に左記の“謝罪文”が掲載された後かなり経ってからのことであったとの事



戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送