必要か否かは別として、減量のために食事に悩む飼い主さんは多いと思います。
馴らしたくて必要以上に嗜好性のつよい種類を与えてしまったり、量を多く与えてしまった――よく聞かれる失敗談です。
ペットであるハムスターは少しくらい丸みがあるほうが可愛らしいのですが、脂肪のせいで動きが鈍くなったり、あまり運動しなくなったり、自分で毛の手入れ
が出来なくて毛並みが悪くなったり、活発でなくなったり、警戒心の威嚇などをはじめるようであれば、やはりダイエットをオススメします。
ダイエットもまずは基本である1日の食事適量を割り出すことからはじめます。
ここでもっとも間違えやすいのは理想的な体重での適量で量を制限してしまうことです。必ず現時点での適量を求めてください。効果的に脂肪を燃やすためには
そして体重が減ったところでまた適量を割り出していきます。
この繰り返しで結果的に食事量を減らすのであって、最初から減らしてしまってはいけません。急激な食事制限はなんらかの弊害を起こしやすいのです。極端な
変化は逆効果を生みます。
またハムスターには好きなものから食べ、嫌いなものは何が何でも食べないというこまった一面があります。
飼い主が食べさせたくても彼らが受けつけないのでは与える意味はありません。そういった場合はどうすればいいか――単純に考えてください。他の食物で栄養
価を取らせれば良いのです。例えば繊維質を取らせたくてキャベツをあげているのにほとんど食べてくれない場合は、繊維質の豊富な他の食物を与えれば良いの
です。
何はともあれ、ハムスターの健康のためには個体ごとの観察が重要不可欠であります。食いつきの良し悪しを見極めて食事を考えてあげましょう。
はじめに
各ハムスターについて
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